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ケーススタディ部屋

公開·26名のメンバー

【35週妊婦さんレッスン】

17週頃から健診毎にレッスンを行なっています。

今回のレッスンはここでの学びをメインに、評価から種目を行いました。


▪️自覚症状

呼吸の浅さ

軽度の恥骨痛

出産へ向けて、しっかり体を動かしていきたいとご希望あり!


▪️評価

①仰臥位で膝の浮きがある

②腰椎は手のひら一枚程度の浮きだが、上まで辿ると、胸椎あたりは右の方がスペースがある。

③股関節パタパタでは右倒しがやりにくい

④スクワットは上半身直立


▪️種目(順不同)

①に対しハムストリングのストレッチ

②③④キャットアンドカウ、基本の四つ這い、マーメイドプランク、横隔膜呼吸、スクワット


その他、自覚症状とこれまでのトレーニングの経過もあったため、仙腸関節の調整や股関節周りのトレーニング、内転筋のトレーニングを行いました。


▪️トレーニング後

①膝の浮きはまだあるが軽度改善

②③左右差改善。パタパタは客観的に見ると左右差あるが、本人の自覚はなし。


呼吸はしやすくなり、重心な真ん中に寄った感じとのことでした!


山村美暖
山村美暖
Nov 04, 2024

妊娠中は仙骨と寛骨を分けて考えることで状態を把握しやすく、アプローチが組み立てやすくなります。


本来なら骨盤全体に後傾方向に加わる力なのに、妊娠期は仙骨にだけ強くかかり、寛骨には少ししかかからない(骨盤前傾にかかる力と相殺される)とイメージすることが多いです。


ですのでASISとPSISをチェックする方法はどちらも寛骨のチェックになるので、恥骨痛や骨盤帯の状態や安定性の確認としては不向きかなと思っています。

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